小さな自然再生

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芦生特別区〜水辺の小さな自然再生〜

芦生山の家が取り組む漁場つくり

人、魚、虫、鳥など、芦生の水辺に住む または利用する生き物たちの生息地の保全するために水辺環境をデザインし 参加者の皆さんと共に小さな水辺の自然再生を行います。

専門家の意見を仰ぎながら、芦生内杉谷川が豊かな水辺環境になることを目指し
その実践を通して、豊かな水辺とは?を考える活動を行っています

現在行っている4つのACTION

1水辺の生き物の命の源となる、森の栄養「落ち葉」を川に溜め、水生生物の棲家を増やし、淵や瀬の造成を目的とした石組みによる工法(バーブ工)を実践

2稚魚の生育場所や増水時に逃げ場となる他、野鳥や魚の餌場となる岸辺植物(ネコヤナギ)を同地域内で挿木から育苗・植樹を実践

3川に親しみ、川への理解を深める体験ツアーを通じて川の安全教育や自然への興味・保全へのの関心を高めることを目指します。

4アマゴの放流をやめ本来由良川水系に生息していたヤマメの発眼卵放流を行いより地域の自然に沿った方法での魚類の増殖方法を行っています


  ※ネコヤナギを植えることによる水生生物への影響に関しては下記リンクをご参照ください。ネコヤナギエコ工法サイト→http://www.neko-yanagi.jp/  

ヤマメの発眼卵放流

元来この川の住んでいたヤマメの発眼卵放流を行っております。出来るだけ本来の自然にそった川に近づくように2022年よりアマゴの稚魚、成魚放流を取りやめました。2023年12月には7000粒の卵を放流しています。

バーブ工法による環境改善

水辺の生き物の命の源となる森の栄養「落ち葉」を川に溜め水生生物の棲家を増やし淵や瀬の造成の効果がある特殊な石組み工法(バーブ工)に取り組んでいます。
2023年に作ったバーブ工は15cmほどしかない川床を80cmにまで変化させることに成功しました。※流れは護岸に悪影響を与えない程度の変化で、人工物は使用せず、人力のみで行います。

ネコヤナギの植樹

稚魚の生育場所や増水時に逃げ場となる他、野鳥や魚の餌場となる岸辺植物(ネコヤナギ)を同地域内で挿木から育苗し植樹します。